雑記
伝わる文章を書くための手順
ぽんて
更新日:2021/07/02
目次
-
- はじめに:このブログを書くまでの背景
- 文章作成手順
- 準備
- 全体の構成を決める
- 文章を書く
- 修正
- おわりに
はじめに:このブログを書くまでの背景
僕は文章を書くのがとても苦手です。
「じゃあなんで、偉そうに文章ブログなんて書いてんだよ!」と思いますよね。
これは僕自身の文章力の向上を目的として書いています。
今まで文章関連の本を読みあさり、講座も受講してきました。
その中で身につけた知識を文章作成手順として書き出しておこう!というのがこのブログの趣旨です。
文章作成手順
準備
準備なく文章を書き始めると失敗します。
なにごともまずは準備です!
目的を明確にする
読み終えたあと、読者にどんな行動をしてほしいのかを決めましょう。
ここがしっかりしていなければ結局何がいいたかったのか読者に伝わりません。
簡単でも良いので事前に固めておくことが大切です。
(例)ライブハウスに行きたくなる(実際にライブハウスへ行く)
タイトルの決定
文章のタイトルを決めることで文章全体の方針が明確になります。
理想は読者の心を掴み、なんのための文章か一発でわかるタイトルです。むずかしすぎだろ!
(例)初めてのライブハウスでの遊び方!
ターゲットを明確にする
人物像の作成
どんな人に文章を読んでもらいたいかを決めましょう。
大人なのか子供なのかだけでも文章の作り方は変わります。
知人をターゲットにするとイメージしやすいかもしれませんね。
(例)ライブハウスに行ったことがない、大学生、読書嫌い、好きなアーティストがいる、ライブハウスに怖いイメージがある、毎日忙しい、など
ニーズの分析
ターゲットがなにを求めているのかを想像しましょう。
正確に想像できれば読者の心を鷲掴みにできます!
上記で作成した人物像をヒントに箇条書きで書いて見ましょう!
(例)
文章量はすくなめ ※読書嫌い、毎日忙しい
ライブハウスの実状をしりたい ※行ったことがない
心理的ハードルの分析
目的までの心理的ハードルを分析してみよう。
文章を作成する際にはこのハードルを崩すことを意識していきましょう!
(例)ライブハウスに行かない理由
ライブハウスに怖いイメージがある
マナーがわからず周りを不快にしてしまわないかが不安
知識レベルの確認
読者がどれだけ記述内容について詳しいのかを確認しましょう。
例えば、鉄棒を知らない人にいきなり逆上がりの説明をしても絶対に理解してもらえない。
どのレベルで説明する必要があるのかの基準になるので、ここは慎重に行ったほうが良いです。(僕がよく失敗するので、、)
(例)
ドームライブなどの経験は2回ほどあり
楽器経験なし
ライブ用語も知らない(ダイブ、モッシュなど)
知識を蓄える
書きたい内容に関しての知識を蓄えよう!
当然ですが、書手が理解している以上のことを読者が理解することはありません。
よって、書手は読者に理解させたい以上の知識を蓄えておく必要があります。(ここがしっかりしていればだいたい伝わるかも??)
勉強あるのみです!
文章の全体構成を決める
伝えたいことを書き出す
伝えたいことを箇条書きで書き出しましょう!
思いつくままに書き出したら、次は「準備」で出した目的やターゲットのニーズ、心理的ハードルとのズレや漏れがないかを確認!
ここでズレや漏れがあると文章がどれだけきれいでも伝わらないので気をつけましょう!
(例)
- ライブハウスは怖くない
- 服装
- チケット代+ドリンク代が必要
- チケットの購入方法
- 待ち時間
ジャンルごとに分別
箇条書きした伝えたいことをジャンル分けします。
ジャンル分けすることで伝える順番などが整理され、読みやすい文章が作成できます
(例)
- 入場
- チケット代+ドリンク代が必要
- 待ち時間
- 概要
- ライブハウスは怖くない
- ライブ本番
- 準備
- チケットの購入方法
- 服装
ジャンルの並び替え
相手に伝わる順番に並び替えます。
基本は時系列か概要→詳細だと思ってます。
(例)
- 概要
- ライブハウスは怖くない
- 準備
- チケットの購入方法
- 服装
- 入場
- チケット代+ドリンク代が必要
- 待ち時間
- 本番
書く
あとは「文章の全体構成を決める」で作成した通りの流れで文章を作成するだけです。
ここでは文章を書く際に知っておいたほうが良いことを紹介しておきます。
フレームワークを利用する
文章にもフレームワークが存在します。
有名なものは以下です。ぜひ参考にしてみてください
- ピラミッドストラクチャー
- SDS法、PREP法
一文50文字以内
50文字以上の文章を人は長いと感じてしまいます。
短くするには以下を意識すると良いです。
- 長くなりすぎるときは2文に分ける
- 接続詞を利用する
- 「それ」「これ」などの指示代名詞を利用する
主語と述語を近づける
主語の近くに述語を置くことを意識すると、文章にまとまりがでます。
わかりやすい例文がリンク先にあるので参考にしてください
http://xn--u9jt21npnn1s3a.com/2017/04/27/post-144/
「が」「の」を使いすぎない
「〇〇をしたが、☓☓できなかった。」や「〇〇の☓☓の△△の…」
のように使う「が」や「の」は使いすぎると文章を複雑にしてしまいます。
詳しく説明しているページがあるのでご参考ください
https://www.njg.co.jp/column/column-29900/
確認と修正
文章が完成した!終わり!ではありません。
最後に確認と修正を行いましょう。
読みにくい箇所はないか
完成後、全体を読み直してみましょう。
読みにくい箇所はありませんでしたか。
見つけた場合は再度、よりよい表現がないか検討してみましょう。
もっと短くできないか
文章の基本は削減です。
無駄な(なくても伝わる)文章はありませんか?
一文が長すぎませんか?
確認してみましょう。
誤字脱字がないか
誤字脱字が多すぎると書手の信憑性を疑われます。
その結果、読手は文章を疑い、素直に内容を受け入れられない状態になります。
親しい間柄でない人に対しての文章ほど、より確認するようにしましょう
終わりに
以上が伝わる文章を書くときの手順です。
ただ、はじめからすべて実行することは大変だと思います。
どこから気をつければ良いかわからないときは手順の上流から意識することをおすすめします。
- 準備
- 全体の構成を決める
- 文章を書く
- 修正
の順番です。
下流を極めても上流が間違っていれば絶対に正しく伝わりませんので。
以上!ぽんてでした!