アプリ&拡張機能
Chrome拡張機能開発中「Invalid manifest」が邪魔してアップロード出来ない時に見落としがちな所
はち
更新日:2021/08/12
こんにちは、はちです。
以前Chrome拡張機能でメモ帳アプリを作っていた時、そういえばこんな事があったなという体験談を紹介します。
「Invalid manifest」と出て仮インストール出来ない現象
このエラーが出たら大体はお気付きになると思いますが、「manifest.jsonがおかしい」ということになります。
これが出た時に見ておくべき箇所は
- 英字記入の部分に全角文字や機種依存文字が入っていないか
- {}の閉じ忘れ、カンマの入れ忘れがないか(インデント大事)
- 画像等リソースのパスを間違えていないか
と、これまた初歩的な部分になりますが意外と多いんです。凡ミス。
他にもContent_scriptsの”match_pattern”の書き方を間違えている場合にも起こるみたいです。
さて、これをひと通り見てみましたが…。あれ、どこもおかしなところは無い。
「ショートカットキー」、OS毎にちゃんと指定してあげてますか?
答えはショートカットキーの指定にありました。
これは私が作ったアプリに指定していたショートカットキーです。
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"commands":{ "_execute_browser_action": { "suggested_key": { "default": "Alt+Q", "windows": "Alt+Q", "mac": "Alt+Q", } } }, |
要は”このキーを押すと起動するよ”というショートカットキーですが、こちらOS毎にキーを指定してあげています。
“linux”はどうやら「default」枠が拾ってくれているみたいです。しかしこの中に足りていないものがありました。
それはなんと“chromeos”の存在! すっごく忘れてましたがChromeOSは当然拡張機能使えますね。
コマンドをmanifest.json側で指定してあげる場合、「全OS分指定してあげる」方が確実のようです。
なので、下記のように修正すると無事に通ってくれました。よかったです。
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"commands":{ "_execute_browser_action": { "suggested_key": { "default": "Alt+Q", "windows": "Alt+Q", "mac": "Alt+Q", "chromeos": "Alt+Q", } } }, |